折り返し地点

今日はあなたの誕生日
祝ってあげることもなんもできない
伝えるすべがないもの
きっとできたとしてもすごい複雑な気持ちだろうし
全部中途半端なんだろうな
たぶんきっと、
あなたの中で自分は薄れてると思う
記念日だって時間を重ねるたびに辛くなくなっていって
きっともう顔も思い出せないんじゃないか、ってくらい
例え大きい記憶でも大きい現状には付け入る隙もなく
自分はもう過去の人であって
これからの人ではないよね
毎日のように電話してたってこんなものだった
どんなに人を好きになれてもこんなもんだった
どんなに今も想ってたってこんなもんだ
一緒にいれないのが辛い
あなたは今日で19歳だね



本当に好きだった
そしてバカだったね・・・本当に。
でも、今日で折り返し地点
区切りには丁度良いんじゃないかな
あなたはもう自分のことを忘れたいんじゃないかって思う
携帯電話も新しいのを買いました
友達でも、あなたといれるなら良いとも思った
でも、そんな付き合い辛すぎてできない・・・
そこら辺が本当にバカなんだけど・・・
この携帯はもう二度とあなたと自分を繋ぐことはなく
自分の気持ちに伴わない電子が飛び交うことになる
でも、
自分の気持ちが伴わない電子を飛ばすことはしない
今でもあなたが好きだから。
全然携帯変えた意味ないみたいだけど、
自分なりのそれなりの決意ってやつで、
もう、
【この携帯にあなたはいない】
って、それを自分に言い聞かせて過ごそうと思う。
そして、日記のタイトルも変えなければいけない
「もしも君が泣くならば」・・・
もしも君が泣くならば、僕も泣きます。けど、
泣いても君が笑うはずもなく、
自分は意味ない人間になってた
もしも君が・・・、
何を並べたってもう自分には君はいない
今日付けで終わり。
誕生日おめでとう。
きっと自分があなたの18歳の時間を潰してしまった
ごめんなさい
簡単すぎた別れ、
ごめんなさい
伝わらないけど、ごめんなさい。


さようなら・・・